今は格安スマホの質もどんどん上がっているので、今auなどの大手キャリアを使っている方であっても乗り換えのメリットが大きくなってきています。
少しでも毎月のスマホ料金を安くしたいと思っているのであれば、マイネオのような格安プランを提供しているSIMカードを購入するというのも一つの手です。
しかし購入を決める前に、マイネオのデメリットについても知っておくことが必要でしょう。
mineoは、サービスやオプションが多すぎて複雑!

マイネオの一つのデメリットは、サービスやオプションの数が多すぎるということです。
普通はオプションが多いと選択肢が広がってうれしいものです。
しかしあまりに多すぎて複雑になってしまうと、プランを設定するのが大変になったり、自分がどのオプションを選択したのか忘れてしまうなどの問題が生じます。
今auを使っているのであれば、マイネオではAプランを選択することになりますが、Aプランにはなんと付帯できるサービスやオプションが合計で31個あります。
パケットサービスの4個やショートメッセージサービスの2個などはうれしいオプションかもしれませんが、090音声通話関連サービスは11個ありますし、セキュリティ関連のオプションも4個から選ばなくてはなりません。
あるとうれしいオプションが付いていることは確かなのですが、その他にも複雑なサービスがたくさんありすぎてプランを効率化したり、手続きをしたりするのがめんどくさいという方には不向きといえるかもしれません。
似ているオプションやサービスもあるので、それらを統一してくれればもう少しスッキリするという声も上がっています。
マイネオのオプションについては以下の記事でまとめていますので、参考にしてください。

mineoで、突然データ通信が出来なくなるトラブル
マイネオのユーザーが考える別のデメリットは、「データ通信が突然切れてしまう」というものです。
これにはいくつかのパターンがあります。ついさっきまで使えていたのに、突然インターネット接続がなくなってしまうパターンや圏外になっていてデータ通信のエリア内に再び入ったのに接続ができないパターンなどです。
突然データ通信ができなくなってしまうと困るという方は少なくないでしょう。休日に家で動画を見ていたり、通勤中にスマホゲームをしていて今までのデータが消えてしまったりという場合であればまだあきらめもつきますが、重要な仕事をしている時に突然データ通信ができなくなってしまったなら本当に大きな被害となります。
地下鉄などインターネット接続の圏外になっている場合には理由が分かっているのでいいですが、何の理由もなく突然接続が切れてしまったらと思うと、とても怖いと感じる人も少なくないはずです。
マイネオで突然データ通信ができなくなってしまった場合の解決方法はいくつかあります。機内モードのオン・オフを切り替えてみること、電源を入れなおしてみることなどです。
自分がどんなことにデータ通信を使っているのかによってマイネオを選ぶかどうかも変わってくることでしょう。
mineoは、店舗でのサポートが貧弱!

マイネオは積極的に店舗を展開しているわけではないので、格安SIMの値段を実現することができています。
しかしその一方で、店舗でのサポートが貧弱というデメリットを抱えてもいます。
マイネオのショップは全国になんと5店舗しかありません。
当然店舗に行くのが距離的に難しいということが生じます。
しかも店舗で行えるのは端末の購入やマイネオの契約、初期設定サポート、データの移行などの有料サポートだけです。
さらにすべての店舗でこの四つが行えるわけではありません。
したがってほとんどのサポートはマイネオのコールセンター、メールやチャットでの問い合わせとなります。店舗がそもそも少なく、しかも店舗で受けられるサポートが貧弱となると、いざ困ったときにしっかりとしたサポートが受けられるのか不安に思う方も多いでしょう。
ただし最近ではこうした声を受けてチャットでの問い合わせなども気軽にできるようになっており、サポートも徐々に改善しているようです。
mineoは、MNP転出手数料が高額!
マイネオの別のデメリットはMNP転出手数料が高額であるということです。
MNP転出手数料とは今の自分の番号を持ったまま他社のスマホに乗り換えるというものです。MNP転出すると多くのメリットがありますが、マイネオに関してはMNP転出手数料が非常に高いことで知られています。
マイネオは最低利用期間が存在しないため、いつでも違約金なしで解約できるというのが魅力の一つなのですが、もしMNP転出した場合には12ヶ月目までは税込12,420円、13ヶ月目からは税込2,160円の手数料がかかります。
ここまで高い手数料は他ではないので、実質違約金の役割を果たしています。
ただしこれはデュアルタイプと呼ばれる、通話とデータ通信の両方が行えるSIMカードに限ってのことです。
スマホを何台も持っている方は、通話用とデータ通信用などと分けてみてもいいかもしれません。(2018年現在)