骨盤矯正ストレッチ

【骨盤の歪みを直す】骨盤矯正には「開脚」ストレッチが効く!

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だるいねこ
だるいねこ
仕事で座りっぱなしだと、腰のあたりに疲れを感じるようになるわね。
だるいいぬ
だるいいぬ
ずっと座っていると、脚を組んだりしてしまうし、「骨盤」に歪みが生じやすくなるよ。

「骨盤矯正」という言葉をテレビや雑誌などで頻繁に耳にするようになって来ました。

さて、「骨盤」を矯正すると、どんな良いことがあるのでしょうか?

「骨盤矯正」と検索する事になった原因は人それぞれ違うと思いますが、「スタイルが崩れて来た」「疲れやすくなって来た」「腰が痛い」などネガティブでかつ、治せるならばすぐにでも治してしまいたいものばかりでしょう。

これらの症状を「骨盤矯正」で解消したいと考えているのだと推察します。

なので、本記事では「誰でも短時間で出来る骨盤矯正の方法」をシェアしたいと思っています。

「骨盤矯正」のためのストレッチとは?

「骨盤矯正」には「開脚」が有効!

かく言う私も「骨盤の歪み」を気にしています。

「骨盤の歪み」によって「下痢」「寝付きの悪さ(腰のあたりがだるい)」「運動能力の低下」などで悩んでいたからです。

しかし、あるストレッチを寝る前に取り入れる事で、それらの症状が改善されました。

そのあるストレッチとは、「開脚」です。

そう、誰もが小学生の頃に習うであろうあの「開脚」。

あんなもので、「骨盤矯正」が出来るのか?

そう思う方がいても不思議ではありません。

私も最初は疑いましたが、「あるコツ」を抑えていないと「開脚」をしても、全然効果が出ないのです。

その「コツ」とは「骨盤を立てる」こと!

「開脚」のコツは「骨盤を立てる」ことです。

「骨盤を立てる」と言われてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか?

少し話が横に逸れますが、そもそも「骨盤」が動くことはありません。

骨盤は内蔵を支えてる大きな骨で、健康な人の骨盤で形が変わる事はあり得ません。(骨折などであれば話は別ですが。)

では「骨盤の歪み」とは何のことなのか?

それは「骨盤の角度」のことなのです。

「骨盤の角度」が左右に歪んでいたり、前後に歪んでいたりする事があらゆる不調の根源なのです。

では、「骨盤の角度」がおかしくなるのは何故か?

それは、座りっぱなしなどの身体への負荷が原因で、骨盤周辺の筋肉が硬直してしまうからです。

骨盤周辺の筋肉をほぐすために、「骨盤を立てる」のですね。

だるいねこ
だるいねこ
ちょっと待って。「開脚」は太ももや膝の裏の筋肉や腱をストレッチするための手法でしょう? 骨盤周りの筋肉に関係があるようには思えないけど!?
だるいいぬ
だるいいぬ
それは今から説明するよ。「骨盤を立てる」と伸びる筋肉が変わるんだ。だから、間違った方法で「開脚」をしても骨盤周りの筋肉には効かないから、注意が必要だよ。

「骨盤を立てる」と「開脚」で伸びる筋肉が違う!?

「開脚」と聞いて、どこの筋肉がストレッチされる事をイメージしますか?

多くの人は、「太ももの裏」をイメージするのではないでしょうか?

もちろんそのイメージは正しく、どこも間違っていません。

逆に、間違っていないからこそ「開脚は太ももの裏を伸ばすストレッチ」を頭にインプットされてしまうのですね。

今日からそのイメージを変えていきましょう。

「骨盤を立てる」事によって、意識すべき筋肉は「腰」です。

「尾てい骨」のちょっと上にある筋肉(お尻と腰の境目)がストレッチされるように意識しましょう。

おなかを引っ込めて、骨盤を前傾させるイメージです。

「開脚」を画像付きで解説

「骨盤」の角度に注意して「開脚」する

繰り返しになりますが、注意すべきポイントは「骨盤の角度」です。

正しい姿勢になっていれば、地面に対して骨盤が前傾しているはずです。

この感覚をつかむことをとにかく意識しましょう。

写真のようにおなかを引っ込めて骨盤を前に出すイメージです。

横から見た時に「骨盤が立っている」のがお分かりいただけるでしょうか?

悪い例は、以下の画像のように「骨盤」が後ろに倒れて猫背になってしまっています。

前から誰かに引っ張ってもらっても構わないので、上体を起こしましょう。

自分一人で「骨盤を立てる」のが難しい場合は、以下の画像のようにお尻の下にクッションを入れるのがオススメです。

お尻がクッションの高さからずれ落ちる力を利用して、上体を起こし「骨盤を立てる」感覚をつかみます。

だるいねこ
だるいねこ
やってみると分かるけど、身体が固いとなかなか難しそうね。そもそも身体が後ろに倒れちゃうかも。
だるいいぬ
だるいいぬ
そういう人はちょっとハードルを下げたところからスタートして、徐々に慣らしていけばいいと思うよ。

「骨盤を立てる」ことが難しい場合の対処法

身体が固い方は、そもそも上体を起こす事すら難しいかもしれません。

(女性よりも男性の方が後ろに倒れてしまうケースが多いです。テディベアのようになってしまうと骨盤を前傾させるどころではありません(笑))

そんな場合は、思い切って「膝」を曲げてしまいましょう。

「え!?」と思った方もいるでしょう。やはり「開脚」は膝を伸ばしてやるもの、という洗脳が色濃く残っているのですね。(笑)

今回のストレッチでは「骨盤を立てる」感覚をつかむ事が最大の目的なので、「膝」を曲げて「太ももの裏」が伸びなくなっても構いません。

曲げた膝に肘を当てて、なんとか骨盤を前傾させてみてください。

それでも難しい方は、「あぐら」の状態から片足だけ伸ばしましょう。

片足だけでも「骨盤を立てる」感覚はつかむ事ができます。

少しずつ慣れてきたら両足にステップアップしましょう。

あまり無理をするとギックリ腰になってしまう場合もあるので、ご自身の身体と良く相談してください。(ちなみに私は一度無理をしすぎてギックリ腰になった事があります。中々の地獄ですので、気をつけましょう(笑))

「開脚」の後は数分間横になると良い

「開脚」の後は数分間、横になる事をオススメします。

うまく「骨盤を立てる」ことが出来ていれば、「背骨が落ちる」ような「背骨が地面にめり込む」ような感覚になります。(痛くはないのでご安心を)

筋肉が緩んだ結果だと思いますが、「じんわり」と身体が弛緩して、血液がサラサラ全身を巡っている心地よい感覚でクセになります。

しばらくその感覚を味わったら、ゆっくりと立ち上がりましょう。

疲労が取れて、目もスッキリ冴えているはずです。

だるいねこ
だるいねこ
眠る前に取り入れてみたら、いつもよりぐっすり眠れて疲れが取れた気がするわ。
だるいいぬ
だるいいぬ
骨盤周りは神経が集中しているから、筋肉が凝っていると神経が圧迫されて、不眠なんかにもつながるんだよ。

気持ちがいいからといって、あまり頻繁にやるのはオススメできません。何事もやり過ぎは禁物ですからね。