格安SIMの2大オススメは「UQ mobile」と「mineo」です。
UQmobileは、通信速度が大手キャリア並み速いですが、データ容量が少なく、通信制限に引っかかりやすいのが特徴です。
一方、mineo(マイネオ)はデータ容量が複数のプランから選べます。
通信速度は、大手キャリアと比べるとどうしても落ちますが、使い物にならないという程、悪くはありません。
mineoの特徴は、プランが豊富であらゆるニーズに対応できるオールマイティーさです。
本記事では、mineoについて当サイトがオススメする理由を詳しく見ていきます。
本記事の対象読者:格安SIMに切り替えようと思っているけれど、業者が多すぎてどの業者がいいのか分からない。適当に選んで失敗したくないという方。
Contents
mineoはオプションサービスが豊富
10分かけ放題のオプションが使いやすい
大手キャリアから格安SIMに移行すると逆に損するパターンも一部存在します。
それは「通話を多く使っている」場合です。
大手キャリアには、豊富な通話定額プランが用意されていますが、格安SIMの場合そういったオプションもコストカットされている場合があります。
しかし、mineoには「10分かけ放題」というオプションがあります。
子供が塾や習い事が終わって家に電話をかけるパターンや親がガラケー使用で、LINEが使えないパターンなどちょっとした事で電話を使うニーズは存在します。
そんな時に、10分かけ放題プランを使えば通話料を気にする事なく連絡が取れますよね。
LaLa Callで通話代を節約する
電話番号は持っているけど、通話料がかかるから自分からはかけたくないって事、たまにありませんか?
そんな時には、LaLa Call(ララコール)で通話代を節約しましょう。
確かに、相手がスマホ持ちなら、LINEがありますし、ガラケー持ちなら、10分かけ放題で対応可能です。
しかし、世の中には固定電話のみという人もまだ沢山いるのです。
例えば、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに東京から電話をかけたりするシチュエーションもあります。
10分で話をまとめるのはそっけない感じがしませんか?
LaLa Callなら固定電話への通話が3分で8円です。
30分電話しても、80円しかかかりません。
安心バックアップでデータ保全
iPhoneを使用していれば、iCloudバックアップがあるので、安心バックアップのオプションは必要ないと思います。
Android端末をご利用の方は、なんらかの方法でバックアップ手段を用意しなければなりません。
(Googleのアカウントと紐付いているものは、Googleと連携してバックアップが取られますが、写真や動画もバックアップを取りたい場合、なんらかの手段を探す必要があります。アプリでバックアップを取るのが一般的ですが、多少知識が必要なので面倒な人はオプションを付けてしまうのもアリだと思います。)
もし、バックアップを取っていないのであれば、mineoの安心バックアップのオプションを付けておけば安心でしょう。
万が一、スマートフォンを紛失しても中のデータまで失うことはありません。
mineoはコミュニティが活発
フリータンクでパケットをシェア
mineoのユニークなサービスに「フリータンク」というものがあります。
フリータンクは、mineoの契約者同士で余ったデータ容量をシェアするシステムです。
自分のデータ容量が余った時には、フリータンクに入れ、データ容量が足りない緊急時には、フリータンクからデータ容量を受け取る事ができます。
他社だと、お金を追加で払ってデータチャージする場合が多いです。
今の時代、スマホが使えなければ生きていけませんから、どうしてもお金を払ってしまいがちです。
しかし、データ容量を分け合うフリータンクシステムは追加でお金がかからないので、節約には最適です。
コミュニティサイト「マイネ王」で質問したり、レビューが閲覧できる
マイネオの最も大きな魅力の一つに、「みんなが使っている事が可視化されている」が挙げられます。
やはり、みんなが使っていて特に問題なく使えているという情報が見えているのといないのとでは、安心感が全然違います。
mineoのコミュニティサイト「マイネ王」では、Q&Aや掲示板などのコンテンツが用意されており、分からない事を質問したり、情報交換に活用できます。
また、mineoのレビューを閲覧する事が出来るため、安心できますね。
mineoは「違約金」がない
12ヶ月以内のMNP転出には、実質的な違約金がかかるので注意
矛盾した事を言っているように見えて混乱させてしまったとすれば、申し訳ないのですが、順を追って説明させて下さい。
大手キャリアやMVNO(格安SIMの業者)でも「◯年縛り」というものがあり、非常に鬱陶しいですよね。
なんとmineoには、これがありません。
mineoいいじゃん!といいたいところですよね?
ただ、手放しでは喜べない事情があります。
違約金がない代わりに、12ヶ月以内のMNP転出手数料に9500円が上乗せされる仕組みなのです。
MNPとは、 モバイルナンバーポータビリティの略で、要は通信キャリアを変更しても電話番号はそのままですよってサービスの事です。
電話番号は友人や会社を始め、行政への登録や企業への会員登録などあらゆる場面で使われており、今更変更するのは面倒くさい!という方が大半かと思います。
MNP転出・転入のおかげで、たとえばauからmineoに通信キャリアを変更したとしても、電話番号を変える必要がありません。
要するに、12ヶ月以内のMNP転出に9500円を上乗せするという仕組みは実質的な違約金なのです。
この辺の話はmineoのデメリットのまとめ記事でも取り上げた内容なので、そちらも合わせてご覧下さい。
電話番号が変わってもいいなら、いつでも解約可能
とはいえ、違約金がないのは本当なので、電話番号が変わっても問題ない!というのであれば、なんの縛りもなく解約出来ます。
子供に持たせているスマートフォンの回線であれば、電話番号を書類の登録に使っていないケースも考えられるので、家族単位でみれば使い勝手のいいシステムとも言えます。
mineoの評判まとめ
mineoの運営思想には、「シェアリング」があるように思えます。
本来、大手キャリアであればコストをかけてカバーしていたサポート機能やデータチャージの機能を「コミュニティ」に委ね、その分月額の通信料を安くして、契約者全体に還元しようという思想です。
「コミュニティ」には方向性はあるものの、企業が莫大なコストをかけて行う事業とは違い、確実性があるとは言えません。
そのため、上手く機能しないような緩い部分もありますが、不足分を自分で調べたり、補完したり出来る人にとっては素晴らしいサービスとなり得るでしょう。
リテラシーが高く、低廉化分のデメリットを自分で補完出来る人