当サイトでは、「カッピング」を以前からプッシュしまくっていた(効果バツグン!)のですが、「解毒玉」という名前でも販売されているようですね。
「解毒玉」という名前でも、そこそこ検索されているようだったのでキーワードに含めてみました。
ところで、「カッピング(解毒玉)」を行なった際に、身体の調子次第では「色」が数日間残る事はご存知でしょうか?
体調が良くない時、血流が滞っている箇所は黒みがかった紫色のような色が出ます。
逆に、体調の良い時や血流が良い場所は、綺麗なピンク色や赤に近い色が出ます。
この2つは感覚的にも明らかですよね。
ちなみに、色が全く出ないのは良くない反応と解釈されるようです。
(足とかふくらはぎは、もともと色がほとんど出ない場所です。背中に関していえば、色が全く出ないのは血流が良くない証拠だとか)
ちなみに背中(肩)にできる「ニキビ」は身体が「毒素」を外に排出しようとして出来ている場合もあるので、背中をカッピングする事でニキビが減る効果が得られます。
(※アトピーなど皮膚の疾患は別なので、それはちゃんとお医者さんに診ていただきましょう。)
Contents
カッピング(解毒玉)で色が出るのはなぜ?
酸素を運ぶヘモグロビンの色
「ヘモグロビン」をご存知でしょうか?
義務教育の理科で習うやつですね!
ヘモグロビンは、「白玉だんご」のような形をしていて、「酸素」と結合して、全身の細胞に酸素を運びます。
このヘモグロビン、酸素を運んでいる時と運んでいない時で、色が変わります。
酸素を結合している時は、綺麗な赤色をしているんですが、酸素を放すと紫色というか「暗い色」に変化します。
紫色の血液は老廃物を含んでいる!?
血液には2種類あることを知っていますか?
「動脈血」と「静脈血」です。
「動脈血」は心臓から全身に送り出される血液の事で、「静脈血」は全身から心臓に返ってくる血液の事です。
さて、ここで一つ問題です。
「老廃物」を多く含むのはどちらの血液でしょうか?
答えは「静脈血」です!
簡単ですよね!
カッピングは渋滞を解消する
「動脈血」は心臓という強力なポンプがありますから、全身にスムーズに行き渡るようになっています。
しかし、「静脈血」はそのようなポンプがありません。
本来は、全身の筋肉を使って心臓に送り返す仕組みになっているのですが、現代人は満席的な運動不足です。
神様は、こんなにオフィスワーカーが将来生まれる事を想定していなかったようですね。笑
そういうわけで、「静脈血」は「渋滞」を起こしやすいのです。
たっぷりと老廃物を含んだ血液が身体の中で渋滞を起こす、なんて恐ろしい話です。
カッピングには「吸引力」によって、筋肉や血管を弛緩させ、「渋滞」を解消する効果があるのです。
「渋滞」を起こしていた血液が皮膚の表面に引っ張りあげられて、「色」が出るんですね。
カッピング(解毒玉)で色が出やすい場所
腸関係は「前」、胃や腎は「後」
肩や肩甲骨周り、お腹、腰、お尻(動物でいう尻尾の生えているあたり)付近は、いわゆるツボが多く色が出やすい場所であると言えます。
色が出た位置にある臓器が関係している事が多いです。
お腹に出た色が胃腸関係とリンクしているのは直感的で分かりやすいですよね。
しかし、その他の臓器はどうでしょうか?自分の臓器を見た事のある人はほとんどいないと思うので、正確な位置はあまり分からないでしょう。
でも、カッピングをするにあたっては、小学校か中学校で習う知識レベルで大丈夫です。
ここでは「平面的」な図をイメージするのではなく「立体的」に考えましょう。
臓器の「高さ」と「前後」だけ分かれば良いと思います。
腸関係は前、つまりお腹とリンクしている事はいいですね?
一方で、「腎」や「胃」は後ろ、つまり背中側にツボがありますので、背中側に出た色で解釈することになります。
このように、カッピングで色のつきやすい場所は「ツボ」の場所と同じ場合が多いです。
以下の節で、現代人の多くが悩みを抱えている「ストレス」と「疲れ」に影響を受ける臓器「胃」と「腎」を中心に「ツボ」を発見する方法を見ていきましょう。
「腎兪」の簡単な見つけ方
「腎兪」というツボがあります。これは、ヘソの高さに合わせて腰に手を置いた時、自然に親指が当たる部分です。
ちょっと親指でマッサージしてみてください。結構痛かったりしませんか?
このあたりにカッピングしてみると、「黒みがかった紫色」の痕が付きやすいです。
東洋医学的な見地から言えば、それは「腎」が疲れていると言います。
「腎」とは「腎臓」のことではなく「副腎」の事を主に指していて、ホルモンバランスや自律神経に大きく影響を与えている臓器です。
(「副腎」は腎臓の上に乗っかっている臓器で、腎臓は背中側にあります。)
「胃兪」の簡単な見つけ方
「胃兪」というツボは、名前の通り「胃」に関係するツボです。
これは、薬指を肋骨の一番下に当てると、自然に親指が当たる部分です。
ここもマッサージしてみてください。デスクワークが多い人などは、姿勢の関係もあって痛い人が多いのではないでしょうか?
それもちょっと「内臓にくる」感じの痛みですよね(笑)
ここにカッピングを行うと、カッピングしている間に胃腸が活発に動くのがわかる時があります。カップの場所がうまく付けられているかの目安にしてください。
「胃」は人体の前側にあるイメージが強い臓器ですが、そら豆のような形をしていて、横から見ると、「背中」側にも多少面しているのです。
この「胃兪」もカッピングした時に色の出やすい部位です。ストレスで食欲がない、とか下痢気味の方は「胃兪」にカッピングをしてみる事をオススメします。
ここで言う「不調」はあくまで、病気以外から生じる慢性的な「不調」を指します。内臓疾患が疑われる場合は自己判断せずに、医師に相談してください。