Contents
PRO認定制度とは?
企業の依頼に応えられる人をPRO認定する
特定分野の”プロフェッショナル”として活躍されている出品者の方と、主にビジネス利用などで特に高いスキルを求める購入者の方との、マッチング促進を目的とした制度です。
誰でも気軽に自分のスキルを出品したり、パッケージ化された商品を購入したりできる画期的なサービスを生み出した「ココナラ」。
サービスの発展に伴って、企業の方がサービスを購入したり、ビジネスシーンでの利用されることが増えてきたようです。
そうしたニーズに対応できるように、「ココナラ」ではPRO認定制度を導入することになったようです。
どういう人がPRO認定されるのか?
公式サイトによると、「品質・納期・情報管理」の3つの観点で、「高い基準」を満たした出品者の方を認定するようです。
PRO認定制度は、どうやら勝手に運営が認定してくれるわけではなく「自分で応募する」ようです。
登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら
PRO認定制度は、公式サイトのエントリーフォームから応募できます。
エントリー後の流れは、1時選考、2時選考と続き、2時選考を通過すれば認定手続きへと進むことができます。
選考基準についても公式サイトに記載されていたので紹介しておきます。
・納品物のクオリティ
…絶対的・相対的にも高いクオリティにて、サービスを提供していただけそうか
・コミュニケーション
…購入者の方との「テキストでのやりとり」を、スムーズに行っていただけそうか
・本制度とのマッチング
…その他、定性的・定量的に、現在の本制度の状況・方向性と一致されそうか
上記のような部分を加味して、選考が進むようです。
さらに、以下の追加情報があれば選考に通過しやすくなる、という記載もありました。
◎ ご経歴
◎ お取引実績
◎ 制作事例・ポートフォリオ
◎「認定サービス」として、出品予定のサービス
ここからは想像ですが、「コミュニケーション能力」や「PRO制度とのマッチング」は1次選考で主に見られているのかな、という気がします。
「足切り」というとちょっと言葉が悪いですが、「最低限これくらいは、、、」ということを1次選考で見られているのではないでしょうか?
2次選考はほとんど「実績」や「商品のクオリティ」で選考されるものと予想されます。
実際には、現在企業からどんな注文が多いか、というニーズ面からの選考もあるでしょうから、「通りやすいジャンル」と「難しいジャンル」が存在すると想像されます。
PRO認定制度のメリットは?
PROラベルが表示され、ブランディングが可能
仕事を依頼される上で最も必要な要素が「信頼」「ブランド」だと思います。
いい仕事をしても、「いい仕事をする人」とラベルが貼られていなければ判断できません。
「ココナラ」という企業の太鼓判を押される事によって、仕事を得るチャンスを増やすことができます。
「営業」を自分でする事が苦手な人は、ココナラの知名度を使って仕事を取るという手段もあります。
専用ページで紹介される
PRO認定制度に登録されると、「PRO認定された人」という母集団の中に入れてもらうことができ、またその集団に対しての検索機能がありますから、周囲との差別化を行いやすくなります。
また、特集やメールなどでオススメされる機会も増え、露出する機会が必然的に増えます。
優先的なバックアップ
PRO認定サービスの取引に対して、運営に問い合わせることができ、また優先して回答してもらうことができるようになります。
人と人のやりとりですから、トラブルは付き物です。そんな時に運営の強力なサポートは心強いですよね。
さらに、メールでのやりとりで解決されなかった場合は、電話でのサポートも受け付けてもらうことができます。
PRO認定制度にデメリットはあるの?
企業に属している状態と変わらない状態になってしまうリスク
ここからは「ノマドワーカー」として、「お金」よりも「自由」を求める傾向の強い私の独断と偏見でデメリットを書いていきます。
最近ではサラリーマンでも「リモートワーク」と言って、家で仕事をする人も増えてきました。
PRO認定制度に登録して仕事が増えたはいいですが、「自由」がなくなってしまえば、「ノマドワーカー」としては本末転等ですよね。
ただの「福利厚生のない低コストのサラリーマン」になってしまっては意味がないので、ただ「仕事」が増えればいいというものでもないでしょう。
そこのところはしっかり考えておく必要があります。
自分がいないと仕事が回らなくなるリスク
「ブランド」や「信頼」が自分に依存してしまうので、「仕事」の自動化、外注化が難しくなります。
ティモシー・フェリスの「週4時間働く」を目指している私としては、自分自身を「ブランド化」してしまうことは必ずしもいいこととは限りません。
なので、なるべく「誰がやっても同じクオリティ」のアウトプットが出るような仕組みづくりを考えなくてはなりません。
PRO認定制度で独立は可能か?
ロゴ制作やSEOのコンサルなどの商品の相場は、大体、7万から8万くらいのようです。
(ちなみに、販売料金のうちの25%が手数料として引かれるので、手取りの収入はもう少し低くなります。)
納期がどれくらいかにもよりますが、月に20万円稼ごうとすると3件ほどの商品を売る必要があります。
一人で全ての仕事を請け負うとすれば、月に3、4件が限界でしょう。1週間で1件仕上げるとすれば、スケジュールは結構カツカツになることが予想されます。
そう考えると、PRO認定制度のみで私の目指す「ノマドワーカー」になるのは難しいと考えます。
しかし、収入源は多い方が良いので「PRO認定制度」をうまく利用して、自分の特技をマネタイズするのは1つの手段としては「アリ」かもしれません。