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古いMacを有効活用する!
2台のMacを使用して、仕事を効率化する。
Macってよほど運が悪くない限りなかなか壊れたりしない頑丈なマシンです。なので、5年くらい使用して買い換えても、古いMacはまだ使えたりするんですよね。
使えるものを捨てるのももったいないので、有効活用するアイデアをご紹介します。
動画編集をする際に、「エンコード」という処理をします。その際にCPUへの負荷が相当かかりますので、当然Macの動作は遅くなります。
古いMacにエンコードさせれば、あなたが今使っているMacは重くならずにすみますよね? その間に別の仕事を1つ終わらせてしまいましょう。
幸いなことに、プロでなければ動画のエンコードに時間がかかるのは大した問題ではないはずです。古いMacが頑張ってくれている間に、読書をするもよし、別の仕事を進めるもよしでしょう。
古いMacにデータを保存する。
iCloudDriveが使われるようになり、データを一箇所に保存する必要は無くなってきました。
しかし、それでも一部の重いデータはローカル環境に保存しておきたい場合があります。そうした場合に、古いMacを利用しましょう。
「画面共有」で簡単にデータを取り出せます。
とはいえ、古いMacの内蔵ドライブのみに頼るのは危険だといえます。
外付けのストレージを用意して、古いMacごと「TimeMachine」でバックアップを取っておけば完璧です。
仕事部屋に1台、リビングに1台Macを配置する。
リビングにMacを一台置いておくと、すごく便利な使い方ができます。
例えば、旅行先で撮った写真や動画を編集して家族に見せたい場合なんてどうでしょうか?
めんどくさい設定は一切なく、メインのMacで編集した写真や動画をリビングに設置しているMacにファイル共有を使って転送するだけで目的は達成されます。
ファイル共有は直感的に「ドラッグ&ドロップ」で行えます。
iPhone・iPadのアプリ「Remote Control for Mac」を使えば、iPhoneをMac用のリモコンがわりにできるのでキーボードやマウスに頼る必要も無くなります。
リビングで「Amazon」で買い物をしたり、「youtube」を視聴したり、家族でできるアクティビティを拡張することができます。
(MacMini限定)テレビと繋ぐ。
MacはHDMIケーブルを利用して、テレビに接続することが可能です。
リビングのテレビに接続することで、テレビの機能を拡張し、家族でできることを増やしてくれるアイテムになります。
私はリビングのテレビに接続するべきMacはMacMiniだと考えています。
MacMiniはコンパクトでテレビ台にも違和感なく収まって、リビングの景観を崩さないからです。
もちろん他のMacもテレビに接続することはできますが、iMacなどの画面と筐体が一体化しているタイプだと、テレビの隣にもう一画面ディスプレイが存在することになり、リビングの雰囲気と調和しません。
また、家族の理解もうまく得られないかもしれません(笑)
MacMiniをテレビと接続すれば、テレビ番組の録画も簡単にできますし、テレビのスピーカーを使ったオーディオプレーヤーとして利用することもできます。
また、iTunesで購入した映画もテレビで楽しむことができますし、ショッピングもテレビ画面で可能になります。
Mac同士の連携の仕方
基本的には画面共有でなんでもできる。
Mac同士の連携の仕方は非常にシンプルで、2つのMacの電源がついている状態で、「Finder」アプリを開き、「共有」欄で共有したいMacを選択して、Window右上の「外面を共有」ボタンを押下、パスワードを入力すれば完了です。
パスワードはMacにログインしているパスワードと同じものです。
画面共有しているMacからファイルを取り出すことも「ドラック&ドロップ」で簡単にできます。(ただ、wifi環境下だと転送速度の関係でコピーされるのが遅いです)
動画をメインのMacからサブのMacに移して「iMovie」で編集する方法が考えられますが、編集はメインのMacで行なった方が快適と考えられます。
youtubeなどの動画共有サイトにアップロードする段階でのエンコードのみサブのMacにやらせたい場合は次のように「iCloud」を利用します。
iCloudDriveを利用すれば、より簡単に連携が可能になる。
私の使い方はメインのMacで動画の編集を行った後、「Theater」からiCloudにアップロードを行なって共有しています。
「iMovie」の「Theater」タブから入って、共有したい動画の真下にある「…」ボタンを選択すれば、「iCloudにアップロード」という選択肢が現れるはずです。
この操作により、「iMovie」にアクセスできる全デバイスから対象動画の視聴が可能になります。
このように、旅行先で撮った動画や写真をメインのマシンで編集した後に、iCloudDriveに保存しておけばサブのマシンでも写真や動画を視聴することができます。
特別な設定は何もいらないので、ストレスなくシームレスにこれらの機能を利用できるのが魅力です。
※「iCloudDrive」の容量を消費しますので、料金プランをアップグレードするか定期的に必要のない動画を削除して容量を確保するようにしましょう。