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iCloudDriveを利用すれば、写真管理がすごく楽になる
無料で利用できるiCloudDrive
iCloudDriveは5GB分の領域を無料で利用できます。写真を管理したり、iPhoneのバックアップを取ったり使い道は様々です。
5GBだとすぐにいっぱいになってしますので、ストレージの容量をアップグレードしましょう。
プランは以下のリンクを参考にしてください。
写真共有のための設定
Mac側とiPhone側で設定が必要です。
「設定」と聞くと面倒なイメージがありますが、MacとiPhoneの同期は簡単にできます。
Mac側の設定
「システムの環境設定」から設定を行います。
Macに標準装備の「spotlight」を利用しましょう。
ショートカットキーは「control」+「スペース」です。
検索欄に「システム」と入力すれば、「システムの環境設定」が候補に挙がるはずです。
システムの環境設定を開くと以下のような画面になるはずです。
ここで「iCloud」を選択します。

「iCloud」を選択すると以下のような画面になります。左側にMacのユーザーが表示されているはずです。「個人情報」丸出しなので、ここではカットしました。
ちなみに、私は50GBのiCloudDriveを利用しています。結構な頻度で写真を撮ったり、漫画や書籍を購入したりしていますが、まだ容量には余裕があります。ストレージ選びの参考にしてみてください。
同期を行いたいものにチェックを入れれば、設定は完了です。
iPhoneで撮った写真を同期したい場合は、「写真」にチェックを入れましょう。

iPhone側の設定
iPhone側の設定も簡単にできます。
「設定」アプリから「アカウント」または「アカウントとパスワード」→「iCloud」を選択し、「iCloudフォトライブラリ」をオンにすれば完了です。
デバイス同士がWifi接続かにある場合に同期される
MacとiPhoneがWifi接続環境下にあれば、写真は自動的に同期されるはずです。若干タイムラグがある場合もありますので、すぐに同期されなくても落ち着いて見守りましょう。
設定は以上で完了です。
iCloudの使い道
iCloudDriveを使えば「ブックマーク」も同期できる
MacとiPhoneなどのデバイスを同期できる便利な「iCloud」ですが、他にも便利な使い方があります。
地味に嬉しいのが、「ブックマーク」の同期です。
iPhoneで調べ物をしていてブックマークをした場合も、ブラウザに「Safari」を利用していれば、Macと同期されます。Macでブックマークした場合も、iPhoneに同期されます。
これで、お気に入りのお店や旅行先の地図をブックマークしたはいいけど、出先で見ることができなかったなんてことはなくなります。
iCloudDriveを使えば「メモ」も同期できる
当然「メモ」も同期できます。
私がよく使うのが、「コンビニでの支払い」です。
Macなどのマシンをつかって何かを買い物するとき、コンビニ支払いを選択する場合があります。
その時、長ったらしい「企業番号」なるものを入力しないといけないのですが、いちいち印刷するのも面倒だし、紙も勿体無いので、「メモ」にコピペしてiPhoneでチェックしています。
iCloudDriveを使えば「書籍」も同期できる
最近のiPhoneは指紋認証がついており、AppleStoreで書籍を購入するときにパスワードを入力しなくても「指紋」で電子書籍を購入できます。
これがものすごく便利なんですよねー。
便利すぎてつい買い物をしすぎてしまうことがありますので、ご注意ください(笑)
iPhoneで購入した漫画をMacで閲覧することが可能です。
iPhoneの小さい画面で見るのが嫌な方はMacに同期して閲覧すると良いでしょう。
iCloudDriveを使えば「音楽」も同期できる
言わずもがななところもあるのですが、もちろん音楽も同期します。
これは割と昔からあった機能なので珍しくないですよね?(よくiPodとiTunesを同期したりしてましたね。iCloudはいろんなところにあの「同期」を採用したものです)
iCloudDriveを使えば「メール」も同期できる
iCloud.comのメールアドレスを利用することができます。
私はsimフリーモデルの「iPhone」を使用していますので、キャリアの「メールアドレス」を保有していません。
そのとき便利なのがこのメールアドレスです。
私は就職活動の時に非常に重宝しましたね。iPhoneでもMacでもメールをチェックすることができます。
iCloudDriveを使えば「パスワード」も同期できる
これも素晴らしい機能です。「キーチェーンアクセス」というアプリがMacとiPhoneには標準装備されています。
このアプリはユーザーが普段意識することはありませんが、MacのSafariで入力したパスワードをiPhoneの「Safari」で利用できます。
これで煩わしいパスワード管理から逃れることができますね。
ちなみに「キーチェーンアクセス」はiPhoneでは指紋認証でパスワードを閲覧可能です。バックアップも取っていれば、ほぼ紛失する可能性はないと言えます。
(どうしても不安な人はメモを取っておきましょう。私も一応、重要なパスワードはメモを取るようにしています。しかし、パスワードを覚えたり、どこかにメモして持ち歩く必要はなくなりました)
iCloudDriveの応用
Apple社の計らいによって、我々ユーザーはiCloudDriveの存在すらあまり意識することなく、その恩恵にあやかることができます。
しかし、一方で、そのような便利な「Cloudストレージ」をもっと意識して使いたいという要望もあると思われます。
私の場合は、「自炊」で電子書籍化したデータをiPhone及びMacで閲覧することで、「省スペース化」「知識の利便化」を行いました。
ちょっとした調べ物をしたい時に、紙媒体に依存していると「本」がある場所でなければ知識を検索することができませんよね?
しかし、電子化して複数のデバイスで共有することができれば、非常に便利だと思いませんか?
仕事関係の知識を索引するための「外部記憶」として使うことができるので、極端な話、知識を覚えている必要すらなくなってしまうのです。
ちょっと「SF」っぽくてかっこいいです。
Macからは「Finder」というアプリ上でiCloudDriveの存在を認識しています。
FinderのiCloudDriveにデータを放り込んでおけば、iPhone上の「ファイル」アプリまたはSafariから「iCloud.com」にアクセスすることによって、それらのデータを閲覧することが可能です。
なお、自炊に関しては以下のリンクにやり方を掲載しておきます。
