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社会人が朝に勉強するべき理由

社会人の平均残業時間は、月に30時間程度と言われます。6時定時だと仮定すると、7時30分に退社するイメージですね。
通勤時間が1時間程度、往復2時間。
睡眠時間を7時間としましょう。
一日は24時間ですから、残り4時間半です。
お風呂や食事、休憩時間を2時間とすれば、残り2時間と30分の中で、勉強時間を捻出する必要があります。
つまり、量をたっぷりかけて、知識を習得する事はできません。
対費用効果を最大化するために、勉強をいかに効率化するかを考えなくてはなりません。
①邪魔されにくい。誘惑が少ない。
②朝は疲れがリセットされている。
③締め切りの意識が勉強を効率化する。
①邪魔されにくい。誘惑がすくない。
朝はみんなが眠っている時間です。だから、電話がかかってくる事もなければ、飲み会に誘われる事もありません。
家族も眠っていますよね。
また、朝から晩酌をしようという気にもなりませんし、ダラダラとテレビを見ようとも思わないです。
「仕事に行かなければならない」というプレッシャーから、あまりダラダラ行動する気にならないのが、朝の良いところです。
②朝は疲れがリセットされている。
眠気やだるさはあるかもしれませんが、「脳」は睡眠によってしっかり休んだ後です。
パソコンでいうなら再起動した後です。
仕事や家事、育児で疲れ、もっさりしたメモリーが解放されて、快適に動くようになっています。
朝の1時間は、夜の3時間に匹敵するというのも過言ではありません。
③締め切りの意識が勉強を効率化する。
人間は「締め切り」がないと中々本気が出せない生き物です。
夜は眠る時間を遅らせれば、ある程度ダラダラ出来てしまいますが、朝は出社時間が決まっています。
あと2時間「しか」ないという感覚が、我々の脳の「本気スイッチ」を押すわけです。
また、一般的に勉強の「取っ掛かり」に一番エネルギーを使うので、その点も朝の時間が決められた中で勉強する事で、最初の難所も超えやすいです。
仕事中も早く帰れる日の方が効率的に仕事をこなしていたり、やる気が違ったりしますよね?
あれこそが「締め切り効果」で、追い詰められた状況になると速やかに超集中モードの入ることができます。
社会人はどこで勉強するべき?

できる事なら、「自宅」はあまりよくないです。
特に一人暮らしの場合は、ワンルームだったりする場合が多いので、ベッドがある部屋で勉強するのは効率が落ちます。
「家」には「休むところ」、という役割を持たせましょう。
オススメは、朝の「カフェ」です。朝なので混雑も少なく、席も比較的取りやすいはずです。
コーヒーも飲めますし、簡単な朝食も取れますね。
図書館は勉強場所として最適なように思えますが、朝は空いていないし、席も取りづらいです。
継続的に勉強するには向いていません。
「場所」にこだわるべきではない。

勉強は継続が大切です。
休日に5時間やるよりも、平日に1時間ずつやった方が効果が高いと言われます。
そのために、
ちょっと矛盾するようですが、「場所」にあまりこだわるべきではありません。
カフェでなくてはならないと思いこんでしまうと、運悪く席が空いていなかった場合にストレスが溜まります。
いくつか代替案を用意しておきましょう。
マクドナルドでもいいかもしれませんし、会社の休憩室という手もありますよね。
フリーアドレス制の会社であれば、早めに会社に行って場所を取る事も出来るかもしれません。
工夫の余地は色々とあるはずです。
勉強対象が英語などであれば、電子書籍とスマートフォンで勉強する事は可能です。
勉強は座ってやるもので、紙とペンがなければならないという固定観念を捨てましょう。
「勉強時間」にこだわるべきではない。

これもまた矛盾するような内容ですが、勉強時間にこだわってはいけません。
何時間やったかはあまり重要ではありません。
効果的に、集中して勉強したかどうかが問題です。
なので、せっかく早起きしたのに、渋滞や電車の遅延があっても、ストレスは溜めないようにしましょう。
その時はその時です。
終わりの時間はきっちり決まっていますが、始まりの時間を固定しようとしても、長続きしません。
限られた時間の中で、常に最大効率を出す事にのみ集中しましょう。
まとめ:限られた時間を効率的に利用しよう!
つらつらと書いて来ましたが、社会人の勉強時間確保術をまとめると、
・朝勉強する方が効率が良い。
・場所の確保に知恵を絞る。
・勉強は短い時間でも継続する事が大切。
・特定の場所にこだわらず、柔軟に対応する。
・「今日は2時間やる」という風に、最初に固定しすぎない。
となります。
また、「場所にこだわらない」でも書きましたが、スキマ時間を有効活用して「机に向かっている時間」を減らす事を意識しましょう。
机に向かってばかりだと、「勉強」=「嫌なもの」=「机に向かってするもの」という刷り込みがありますので、モチベーションが下がりやすいです。
通勤や通勤時間が盲点になっていませんか?
どこでもできる勉強をわざわざ真っ新な時間を確保してやろうとしていませんか?
例えば、英語の学習であれば以下のようなアプリがあったりします。
通勤・通学時間にサクッと英語の勉強を終わらせてしまえば、1日の終わりに気持ちよく遊ぶことができますよ。
