Macの「トラックパッド」ってすごく便利ですが、長時間使っていると「中指」が痛くなりませんか?
この原因を自分なりに解釈してみると、「トラックパッド」のドラック操作が指に負荷をかけている事が分かりました。

おまけにWindowを移動させるときに、両手をトラックパッドに添えなくてはならないのがめんどくさいですよね。
片手をキーボードに置いたまま、トラックパッドを使ってWindowを動かせたらいいなあ、といつも思っていたのですが、その望みを叶えてくれる神アプリが存在しました!
「BetterTouchTool」というアプリなのですが、このアプリの有効化方法が結構複雑なので、本記事にてまとめてみました。
Contents
BetterTouchTool(BetterSnapTool)とは?
BetterTouchToolまたはBetterSnapToolを検索したということは、機能をご存知の方も多いと思います。
ライセンスの取得方法だけみたい方は②へ進んでください。
BetterTouchToolとは?
ざっくり説明すると、トラックパッドやキーボード操作を超快適にするツールです。
トラックパッドの三本指操作やキーボードショートカットに好きな動作を割り当てる事ができるので、とても便利なアプリです。
Macを自分好みにカスタマイズできるので、あらゆるユーザーが自由に使えます。
しかし、購入から有効化するまでが少しややこしいので、次章(ライセンスを取得しよう)で解説しています。
アクティベートの流れとしては、BetterSnapToolというものをまず購入する必要があります。
用心深いみなさんはこの辺で警戒してしまうでしょうが、BetterTouchToolが何らかの理由でAppStoreで売れないなしく、こういうややこしい事態を招いています。
詐欺とかではないので、安心してくださいね!
(私も使っているので大丈夫です!)
実際に使ってみた動画
以下の短い動画を見てください。「shift」キーとトラックパッドを組み合わせることで、windowの移動が快適にできるようになります。
windowを「ドラッグ&ドロップ」で動かすデフォルト操作の場合、一旦キーボードから手を離して、両手でトラックパッドを操作する必要がありました。
しかし、BetterTouchTool(BetterSnapTool)を導入すれば、片手はキーボードの上でキーを押し、もう一方の手でトラックパッドを操作すれば、windowを自由自在に動かす事が可能になります。
Macで「Better Touch Tool」導入すると、すごく楽。 pic.twitter.com/F8IYA5eSdb
— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 16, 2018
また、次の動画のように、windowのサイズも自由にコントロールする事ができます。
設定は自由度が高く、お好みに設定していただく事が可能です。
私はThunderboltDisplayを使用しているため、split(画面を2分割して、左右で違う仕事をする)した状態にしておきたい場合が多いです。
この動作が一番便利に感じる。 pic.twitter.com/0nDU2HYRWS
— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 16, 2018
例えば、2つのwindowでsafariを利用する場合。
右のwindowでブログを書きながら、左のwindowで調べ物をしたりする事が多いです。
今までは、いちいちツールバーにカーソルを合わせて、「ドラッグ&ドロップ」でwindowを動かしていました。
大した事ない操作に思えますが、長時間Macを使っていると地味にストレスと疲労が溜まっていたのです。
BetterTouchTool(BetterSnapTool)のライセンスを取得しよう。

BetterTouchTool有効化までの道のり
①BetterSnapToolを購入して、BetterTouchToolを有効化する方法。
②BetterTouchToolの公式ページから有効化する方法
があります。
おすすめは、BetterSnapToolを利用する方法です。
BetterTouchToolは今のところ、AppStoreで購入できません。なので、①の方法だと公式サイトにアクセスして、ユーザー名やらクレジットカード情報をあれこれと打ち込まなければいけません。
クレジットカード情報をネット上で打ち込むことに抵抗のある人もいると思います。
なので、ここでは②のBetterSnapToolを利用して、有効化する方法を紹介します。
BetterTouchToolを体験版をダウンロードする。
まずは、以下の公式サイトからBetterTouchToolをダウンロードしましょう。
「DOWNLOAD LATEST」をクリックすれば大丈夫です。
すると、お試し版がダウンロードされるはずです。
このままでは使用日数が限られているので、次にBetterSnapToolを使って有効化します。
BetterSnapToolをダウンロードする。
公式ホームページの「SHOW IN MAC APP STORE」をクリックすれば良いです。
App Storeのアカウントを持っていない人は、この際、登録しておきましょう。
Macやiphoneを使うなら色々と便利ですよ。

BetterSnapToolはこの記事を書いている時点では360円なので、お手頃です。
AppleStoreからダウンロードする場合は以下のボタンからお願いします。
BetterSnapToolは上の動画で紹介したように、簡単にウィンドウをリサイズするためのアプリなのですが、BetterTouchToolにも似たような機能は含まれています。
販売者の意図はよく分かりませんが、とにかくBetterSnapToolを購入すれば、BetterTouchToolもアクティベートできます。
「Get free license」というボタンから「I bought BetterSnapTool before」を選べば、新たに課金されることなく「BetterTouchTool」をアクティベートできますよ!
私のオススメ設定(シンプル!)
シンプルな設定でも大幅に効率化
さて、BetterTouchToolはいろんなショートカットを覚えさせる事ができます。
しかし、ごちゃごちゃと複雑な設定をしてしまっては本末転倒だと思います。
ここでは、万人共通で効率upに貢献するであろう設定をご紹介します。
キーボードショートカットの設定
「Perference」の犬の足跡みたいなマーク「Gestures」をクリックして、「keyboard」タブを選択します。
↓このマークです!

右下に「+Add New Shortcut or key Sequence」とあるので、そちらをクリックして、好きなショートカットを登録しましょう。
例えば、「Command+Shift+F」でFinderを開く、などアプリの頭文字で登録すると覚えやすいです。
Windowの移動とリサイズの設定
私のオススメ設定は、上の写真の左上「Advanced」タブから入って、「Moving&Resizing」タブを選択した後、「Move window」の下 のチェックボックス
にチェックを入れるだけです!
「Shift」にチェックを入れれば、「Shift」とトラックパッドで簡単にwindowを「つかむ」事ができるので、好きなようにwindowを動かす事ができます。

また、ドラッグしたままカーソルを画面の左右端、ギリギリのところまで持っていくと画面を半分にリサイズしてくれます。(これがものすごく便利!)
トラックパッド操作で指が疲れてうんざりしていた私ですが、非常に快適にMacを操作できるようになりました!
これでけでも、360円出した意味はあります。
他にもショートカットをたくさん覚えさせることもできますが、私は「Alfred」を使っているので、そこはあまり恩恵を受けませんでした。
(Alfredも便利なので、合わせてインストールをオススメします。簡単に説明すると、Dockのアイコンをダブルクリックしなくても、キーボードから簡単にテキストベースでアプリが起動できます。しかも検索が爆速なので使いやすい!)

まとめ

・BetterTouchToolはAppStoreに売っていない。
・公式ホームページから購入する方法もあるが、兄弟アプリのBetterSnapToolを使ってアクティベートした方がお得。
・設定画面は情報量が多く、設定が面倒くさいがWindowの移動とリサイズさえあれば幸せ。
windowsに比べて使いにくいとも言われるMacですが、こうしたアプリを組み合わせることで、すごく便利になるマシンでもあります。
皆様にもApple製品を好きになってもらえると嬉しいです。
