Contents
ニキビや吹き出物にも有効!?カッピングとその効果とは?

カッピングとは何か?
カップの内側を真空状態にして、陰圧で皮膚を持ち上げ、血行を促進する治療法です。
皮膚の下にある、筋肉にまで効果がおよび、疲労回復、代謝改善に効果があります。また、自律神経を整え、冷え性やのぼせ、下痢、ニキビなども改善します。
オリンピック選手(水泳のマイケル・フェルプス選手)がパフォーマンス向上のために、カッピングを利用していて話題になりました。
カッピングってどうやるの?自宅でできるの?
カッピングは、一般的に整体やエステサロンで施術してもらえます。
ですが、エステサロンや整体が家の近所にないという方や、初めてで敷居が高いと感じる方もいるでしょう。
そんな方でも大丈夫です。
カッピングに必要な道具はAmazonで購入できるので、今日は自宅でできるカッピング治療について解説します。
※人によって、治療法が合わず、皮膚が水ぶくれのようになったりすることがあるそうです。
ちなみに、私は10年近く治療していますが、一度も水ぶくれ等になった事はありません。(決して皮膚は強くないです!)
・カッピングはオリンピック選手も取り入れているセルフケアの手法
・血行が良くなり、肌荒れ、肩こりなどあらゆる不調が回復する。
・整体やエステサロンでプロに施術してもらえるが、自宅で手軽にチャレンジも可能
カッピングの効果と副作用について
■カッピングの効果

■カッピングの副作用

【カッピング やり方】自宅カッピングの道具を紹介
自宅でセルフカッピングのための道具は大きく分けて2種類

私が定期的に通っている整体師さんは「湯のみ」と「アルコール」を使用して皮膚にくっつけています。
長年の経験でたどり着いたのが、陶器製の「湯のみ」だったそうです。
しかし、初心者がそれをやるのは難しい上に少々危険な為、空気を抜いてくっつけるタイプをオススメしています。
大きく分けると、プラスチックタイプのものとシリコンタイプのものに分けられます。
プラスチックタイプのものは、空気を抜くための器具が別途付属している場合がほとんどです。
シリコンタイプのものは、値段が安くカップを皮膚に押し付けるだけでくっつく仕組みになっています。
シリコンタイプのものは、プラスチックタイプのものに比べて吸引力が弱めです。
・大きく分けると、シリコンタイプのものとプラスチックタイプのものがある。
・シリコンタイプのものは吸引力が少し弱めなので、できればプラスチックタイプのものを選ぶべし。
プラスチックタイプのカッピング道具を買ってみた。
私は、この韓国企業?ハンソルメディカルさんのカッピングセットを使用しています。
韓国語では「プハン」と呼ぶみたいです。
海外のものにちょっと抵抗がありましたが、中身はちゃんとしていましたよ。なので、安心して使ってください。
値段も2500円くらいですので、リーズナブル!
肝心の中身ですが、
・説明書
・プラスチックのカップ
・空気抜き
で構成されています。

これで空気を抜いて使います。レバーを引いて、空気を抜く器具です。

カップの大きさは、大・中・小の三種類。
ちなみに、私は一番大きいものを使っています。小さいものはあまり数が多くないので、使いません。
このカッピングセットは、空気抜きがプラスチック製で、長めに作られているため、肩甲骨あたりにカップを付けたくても、一人では手が届きません。
自分一人だけでやりたい場合は、シリコンタイプを選ぶか、空気抜きがチューブタイプのものを選ぶようにしましょう。
【カッピング やり方】どうやって使うの?

自宅カッピングの手順
プラスチックタイプのものは、自分一人でくっつけるのは無理だと思います。
なので、誰かに協力してもらう必要があります。
やり方は簡単で、プラスチックのカップを背中などにくっつけて、専用の空気抜きで真空状態にします。
その状態で約10分うつ伏せで寝ているだけです。
カップを付ける場所は、基本的に背骨に沿って付ければ大丈夫です。
肩コリがひどい場合は、肩や肩甲骨周りにつけても良いでしょう。
お腹が弱い方は、おへそをぐるっと囲むようにカップをつけても効果があります。
自宅カッピングの注意点など
できれば、40度程度のお湯を用意しましょう。カップを温めてから使用するとより高い効果が期待できます。
お風呂に入って身体を温めても良いでしょう。
空気を抜く強さですが、弱すぎると効果がなく、強すぎると痛いです。
感覚的に、専用の空気抜きで2プッシュくらいが丁度いい強さです。3プッシュすると皮膚が引っ張られて痛い感じですね。強さはお好みで調節しましょう。
また、施術中は気持ちよくて眠くなってきますが、カップを付けっぱなしで眠ると皮膚を痛める危険性があるので注意してください。
カッピングの手順
・40度くらいのお湯を用意します。(熱すぎるとプラスチックのカップが溶けます)
・カップをお湯につけて、温めておきます。
・カップをお湯から取り出したら、タオルで水分をとり、背中に付けていきます。
・うつ伏せに寝た状態で、カップを背中やお尻、太ももやふくらはぎに付けます。
・そのまま、5分から10分程度、安静にします。
・カップを外します。(赤い先端部分をつまむと空気が抜けます)
【カッピング やり方】実際に自宅でカッピングをやってみた
実際にカッピングをしてみた
※跡がついてます。苦手な方は見ないようにして下さい!
↓
↓
↓
↓
↓

実際にカッピングしているところ。パンツが見えてますが、そんな事は気にしないでください。笑
見た目は痛々しいですが、痛みはほぼありません。(凝り固まっていると痛いかもしれません!)
血行が良くなって、疲れていると猛烈な眠気が襲ってきます。
肩甲骨周りで、動きが悪いと感じる箇所を中心に付けます。
また、お湯でカップを温めてから付けると、効果がアップします。

基本は背骨に沿って付ければOKです。
オススメは、動物の尻尾が生えている、尾てい骨あたりと、「腎兪」です。
「腎兪」は写真でいうと、背骨の下の色が濃いところ

疲れている時は、ここの色が紫色に近くなります。
カッピング後の色について
ピンクに近い色であれば、比較的健康な証だと言われます。
逆に、暗い紫だと、ドロドロの血液が溜まっていると言われます。
私は、専門家ではないので、正確な事は分かりませんが、整体の先生に聞いたところ、「皮膚」は「排泄器官」としての役割を持っているそうです。
本来、「毒素」は内臓で処理され、体外に排出される仕組みになっています。
しかし、内臓にも処理量の限界があるので、皮膚から体外に排出しようとする仕組みもあるとか。
カッピングは、その皮膚の血行を促進し、老廃物を体外に排出するサイクルを、一時的に早める治療法だと聞いた事があります。
ニキビや吹き出物もその一環というわけですね。
私も、ニキビに悩まされていたのですが、カッピング治療をし始めてから、はっきりとニキビが出にくい体質になりました。
油を避けたり、洗顔を工夫したり、色々試したのですが、根本的な治癒には至らなかったのですが、カッピングと出会って改善されましたよ!
自宅でカッピングのやり方 総括

あくまでも、個人的な感想なので、万人に有効かどうかは分かりません。
しかし、ニキビや原因不明のだるさ、下痢などに悩まされていた私が、唯一効果を感じた治療法なので、是非とも同じ悩みを抱えている方に知って頂きたく、この記事を書くに至りました。
自分に合った調整法を手に入れられれば、こんなに快適に生活できるんですね!
皆さまにも、happy life を。
痕が心配な方のために、5日ほど経過した後の写真を乗っけておきます。

だいぶ痕も消えてなくなりましたね!