家に閉じこもっていて平気なの?→「外に出ても孤独なのは変わらない」
これはマジで分かる(笑)
ガチのひきこもりに共通する3つの心理的特徴 – NAVER まとめ https://t.co/9pVxLyo1GP— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 5, 2018
◉この記事のまとめ
・引きこもりになる原因は親?という疑問に対して、私の考え。
・私のケース。
・どうしたら、問題が解決するか。私の考え。
Contents
引きこもりになる原因は「親」か?
結論から言えば、50%は親です。残りの50%は本人の問題と言えるでしょう。
しかし、引きこもりになる原因は、幼少期にあることが多いことから、判断能力の高い「親」の割合はもう少し大きくなると言えます。
引きこもりになる人の共通点は、私の知る限り、「他人への不信感」です。
その他人への不信感は、様々な要素が絡み合って生まれるため、一概に「親のこの行動がよくない!」とか「子供のこの性格がよくない!」と言えるものではありません。
他人への不信感が形作られる直接の原因は、「親との信頼関係」を作ることができない事です。
「親」は最初に接する他人であると同時に、社会に出る前の「練習台」とも言えます。
社会に出てから、対人関係で「ミス」を犯してしまうと、簡単には許してもらえません。なので、その前に、「ミス」をしてもある程度は許してくれる「親」を使って、対人関係の練習をする事になります。
その「練習」の時点で躓いて、自信を無くしてしまった子供は、小学校、中学校と年齢が上がっていくにつれ複雑になる人間関係に、ついていけなくなってしまうのです。
たとえ親子と言えども、「相性」はあります(例えば、面白いと思うものが違う、など)から、相性が悪い場合、「工夫」を凝らす必要があるのですが、「親」も一人の人間であり、「仕事」をしている事が大半でしょう。
なので、「工夫」にかける時間とエネルギーが足りずに、うまく信頼関係が築けないという問題が発生します。
引きこもりになりやすい子供の性格
自分の事も含めてなので、恥ずかしい部分もあるのですが書いていきます。
一旦、特徴を箇条書きにして列挙してから、詳しく見ていきましょう。
・気が弱くて、優しい。
・恐怖や驚き、喜びといった感情を感じ取りやすい。
・慢性的な不安を抱えている。
気が弱くて、優しい
例えば、幼稚園や保育園で、他の家庭の子供からひどい態度を取られても、やり返さない、怒らない子が多いです。
私は「人が好き」と表現された事があります。無防備、と言い換えてもいいかもしれません。
例えば、犬や猫などのペットでも種類によって性格って結構違いますよね。人が好きで警戒心の弱い、優しい犬のような性格だと、引きこもりになりやすいと言えます。
なぜなら、ペットと違って、人間は社会活動をするので、その中で無防備だと、どこかで大きな傷を負ってしまう可能性が高いからです。
一度傷を負ってしまえば、その生まれつきの無防備さは失われ、気難しい性格になってしまいます。心を高い壁で囲ってしまうわけですね。
恐怖や驚き、喜びといった感情を感じ取りやすい
特に、恐怖感を感じ取りやすい傾向にあると思います。予防接種など、大した痛みがないものでも異常に怖がったりするでしょう。言い換えれば、非常に想像力が豊かとも言えます。
きっとあらゆる痛みを人よりも多く想像してしまうので、余計に恐怖感が増すのでしょう。
喜びの感情も感じ取りやすいです。私の場合、楽しい事の前には食事ができなくなる事が多々ありました。胸がいっぱいで、お腹に食べ物が入らなくなってしまうんですね。
私の周りでそこまでの子はいなかったので、やはり少し手のかかる子供だったのかもしれません。
慢性的な不安を抱えている
これも、引きこもりになりやすい性格と言えるでしょう。前項でも述べましたが、もしかすると想像力と関係があるかもしれません。あらゆる不安を先に想像してしまう、そんな性格です。
私が覚えているのは、抜歯の必要があって、「歯医者」に行かなくてはならない時期に、一ヶ月も二ヶ月も前から、ずっと歯医者の事が気になって、他の事が手につかない事がありました。
日常のちょっとした事を何ヶ月も前から気にしている、心配性というか小心者だと、引きこもりにはなりやすいです。
ちなみに、私の親は、それに対して「不安になるな!」と怒っていました。「ちゃんとしろ!」もよく言われました。
当時は分からなかったのですが、言われてできるなら困らないですよね(笑)
私のケース
noteの方に書いた記事があるので、もし私のケースを詳しく見たければ、以下のリンクをクリックしてください。
※当時の感情のままに任せて書いているので、支離滅裂で不快になる方もいらっしゃると思います。注意してください。
引きこもってた頃の話とか。
かつて私は引きこもりだった。|社畜@リーマン @shoetime782736|note(ノート) https://t.co/xD3lyiqiwI— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 3, 2018
私も、引きこもりになりやすい性格の持ち主でした。
つまり、
・慢性的な不満
・感情を感じやすい
・気が弱い
という特徴を持って生まれてきました。
しかし、それだけで「引きこもり」という病に至るわけではありません。
その性格を持っていて、なおかつ「親」と合わなかった場合にのみ、「引きこもり」は発症します。
また、親と合わなくても、「友達」などとうまく信頼関係を築く事ができた個体は、「引きこもり」を発症しない可能性があります。
どうしたら、問題が解決するのか
これは、親の側から書くことになります。
親も一人の人間ですから、性格や自分のやり方があるでしょうが、意識して回避できるなら、意識するに越したことはありません。
(ちなみに、後述するように、「親」自身も「人間関係」があまり得意でないケースが多いです。)
(人間関係が得意かそうでないかの診断として、休日に「顔見知り」レベルの人に会った時、「苦痛」に感じるかどうかで判断してください)
前提として、「人間関係があまり得意でなく」、「本能的」に「どう接したらいいのか分からない人」に向けて書きます。
(開けっぴろげで豪快な家庭では「引きこもり」問題は発生しにくいと考えて除外しました)
気を付ける事は以下の二点です。
・プライバシーを侵害しない。
・甘えられた場合は、「年齢にかかわらず」受け入れてあげる。
プライバシーを侵害しない
これは、やってしまいがちな「ミス」です。子供が何を考えているか、間違った方向に進んでいないか、気になりますよね。
だからと言って、「手帳」や「スマートフォン」などの個人的なものを「本人の承諾なしに」見ることはしてはいけません。
子供が何を考えているか気になる場合は、直接聞きましょう。
答えられることは答えてくれるし、答えられないことは答えてくれないでしょう。
答えてくれないからといって、追求するのはやめましょう。
様子を見て、「なぜ答えられないか」について聞いて見るのはアリだと思います。理由を答えてくれるかもしれません。
肝心なことは、一人の人間として認めてあげることです。友人の様子が変だからといって、勝手に「手帳」を覗いたりはしませんよね。子供も同じように扱ってください。
甘えられた場合は、「年齢にかかわらず」受け入れてあげる
これも、なかなか難しい人には難しいと思います。
つい、自分と比べてしまうんですよね。「私が子供の頃は、この年齢で甘えてはいなかった」という風に。
でも、親は親、子供は子供なんです。
目安として、18歳くらいまでは大丈夫です。
私の経験からお話しましょう。
私のいとこ(男の子)は16歳くらいまで、母親と一緒に寝ていました。(多分、毎日じゃないです(笑)寂しくなった時とかでしょう)
それを見た時は、「ちょっとオカシイんじゃないかな」、なんて思っていました。
しかし、大人になって見ると、私は精神的に弱い人間に成長し、いとこは精神的にタフな人間に成長しました。
また、彼の母親(叔母さん)はそのことをちっとも悪いことには思っていないように見えました。丸々受け止めてあげていたんですね。そうした経験が、今の彼を支えているのでしょう。
■まとめ
まとめると、その子供にあった方法で接する事が肝要かと思います。何歳だからこのように振る舞わなくてはいけない、という思い込みは、子供が心を閉ざす原因を作ります。
また、プライバシーを侵害すれば、信頼を失って心を閉ざしてしまうでしょう。(子供の勘は意外と鋭いので、こっそりやっても、親の表情や挙動から「プライバシーの侵害」が起きたことを読み取ってしまいます)