
phaさんの「ひきこもらない」です。軽めの文章でスラスラ読めて、なおかつ面白いのでオススメです。iBooksで購入しました。
元引きこもりで今は社畜。引きこもり時代の話
引きこもってた頃の話とか。
かつて私は引きこもりだった。|社畜@リーマン @shoetime782736|note(ノート) https://t.co/xD3lyiqiwI— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 3, 2018
引きこもり時代とその原因について、「note」で記事を作成しています。
箇条書きでまとめ
・親との関係が悪かった。
・適切に人間関係を築く事が出来なかった。
・勉強して、第一志望の大学に行き、親を見返すつもりだった。
・大学受験に失敗して、どん底へ。
・田舎から出て行く事が目標になってしまい、その後のビジョンがなかった。
・大学は授業に行かなくても、誰も咎めないため、徐々に心を閉ざして行った。
元々あった虚無感
以下の記事で、「虚無感」について書きました。元々、自分がなんのために生まれてきたのか、よく分からなかったんですね。
http://shigotokirai222.com/2018/04/21/ヱヴァンゲリヲンについて、今になって語ること/
中年になるとでかい無が見えてくるって話|社畜@リーマン @shoetime782736|note(ノート) https://t.co/zScmtUNKIB
— 社畜@リーマン (@shoetime782736) April 28, 2018
大学時代は、本当に辛かったし、友達も一人もできませんでした。いわゆる「ぼっち」です。
昼食を取るのがとても苦痛でしたね。食堂に行くと、誰かに見られているような気がして。
誰も見てねえから大丈夫だよ!と自分で自分を励ましていましたが、実際のところ、クスクス笑われたりもしていました。
トイレで食事したことはさすがにないんですが、いつも人気のいないところを見つけて、食事を取っていました。
ある時、まだ誰もいない、次の授業がある教室でお弁当を広げていると、早めに来た二人組に見られて、気まずい思いをした記憶があります。
「ぼっちは悪」みたいな習慣がなくなるといいんですけどね。(笑)
まだ学生の方は安心してください。社会人になれば、さすがにそういうのも薄れて行きます。
まあ、そんなわけで2年間ほど引きこもりになりました。
引きこもりあるある
ガチの「こもラー」は絶対共感してくれると思うんですけど、声帯が弱って声が出なくなります(笑)
あと、被害妄想。店の店員さんとかにまで、悪口を言われているんじゃないかって気がして来ます。(一応、説明しておきますが、部屋から出られないわけではなかったです)
もう一つは昼夜逆転。なぜか明け方に寝る生活になってしまう事が多いです。んで、生活リズムを戻すために一日中起きていようとするんですが、まず失敗します。(笑)
やる事がなさすぎて、ゲームをやり込みまくる。あと、本を読み返しまくります。でも、ずっとこもっていると集中力がなくなって来て、字が読めなくなります(笑)
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
「ノルウェイの森」
「幽霊たち」
「ナインストーリーズ」
とか村上春樹周辺の物語を好んで読むようになります。
頭の中では、「ハルキスト」と呼ばれた時の言い訳を考えます。(喋る人はもちろんいません(笑))
中でも、世界の終わりとハードボイルドワンダーランドは何度読み返したかわかりません。
心の支えでした。
【本棚登録】『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)』村上 春樹 https://t.co/Ivb7leJfG6 #booklog
— 社畜@リーマン (@shoetime782736) April 11, 2018
全ての引きこもりにオススメします。
引きこもりからの脱出
引きこもりになってから2年後、引きこもりから脱出します。
どうやってあの蟻地獄のような、引きこもり生活から脱出できたのかというと、うまくは言えないんですが、
環境を変えようとしたら、運のいい事が連続して起こりました。
以下の記事はその辺の事を書いています。
ライフコーチ的な役割をする人が近くにいたおかげで、引きこもりや無気力から脱出した話|社畜@リーマン @shoetime782736|note(ノート) https://t.co/pXqdsTWr5x
— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 1, 2018
「結局、運が良かっただけかい!」と落胆されるかもしれませんが、自分から、全く何もしなかったというわけではありません。
遠いところに行って、全く別の自分に生まれ変わろうとしました。
以下の映画の主人公の精神科医のように。
http://shigotokirai222.com/2018/05/03/迷える大人たちに捧ぐしあわせはどこにある/
その時の体験が、今の私を形作る原体験になっているのは間違いありません。
村上春樹の小説は「ご都合主義」と揶揄されますが、行動すれば、あの小説のように、何かが向こうからやってくる事が現実にもあるんです。
引きこもりから脱出して社畜に
これは正直、あまりいいことではありません(笑)でも、引きこもり時代は辛かったので、うすーく人と関わりを持って生きていくのが今の理想形です。サラリーマン仕事は、あまりに管理されすぎていて、あまりに強要されすぎる事が、ストレスになっています。
まあ、それはともかく、一度経験して見て、ダメならそれも「脱出」すればいいかな、と今は思う事が出来ていますね。
就職した時の話は以下の記事にまとめました。(あくまで個人の経験なので、万人に当てはまるわけではありません(笑))
引きこもりが就職した時の話|社畜@リーマン @shoetime782736|note(ノート) https://t.co/BAHJwXjZVh
— 社畜@リーマン (@shoetime782736) May 3, 2018