海外ドラマ

ついにファイナルシーズン!! 海外ドラマ「メンタリスト」

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THE MENTALIST/メンタリスト <ファイナル> 前半セット(2枚組/1~8話収録) [DVD]

あらすじ

レッドジョンとの因縁に決着が付き、ついにリズボンに思いを打ち明けたジェーン。

二人は付き合う事になったが、ジェーンは以前の結婚指輪をまだ外していなかった。

舞台はCBIからFBI、また、新人捜査官、ミシェル・ヴェガが加わり、物語は新しい展開を迎える。

父親が厳しい軍人だったヴェガは、父親の面影をチョウに感じ、憧れてもいた。

武装強盗と銃撃戦になった時、ヴェガは腹部を打たれ殉職してしまう。

恋人を含む仲間たちが常に危険にさらされている事に気がついたジェーンは仕事から逃げ出してしまう。

 

霊能力者を狙う連続殺人犯を捕まえるために、ジェーンはFBIに戻り、囮になる事で犯人をおびき寄せる作戦に参加する。

感想

まず、リグスビーとヴァンペルトがいなくなって、画面が寂しくなっていました。あの二人はなかなかキャラが立っていましたもんね。

しかも、新しく赴任してきたヴェガをすぐ殺してしまったのはいかがなものか。

チョウとのエピソードがもっとあっても良かった気はします。

 

今回のシーズンは、暗殺者とのバトル要素も盛り込んできて、スリリングで視聴者を飽きさせない展開にうまくなっていました。

しかし、他のシーズンより話数は少ないです。(13話)

なんとなく、視聴率が落ちたとか、契約が切れそうだからとか、現実的な理由で急いで終わらせたような感があるのが残念ですが、レッド・ジョンことトーマス・マカリスターとの因縁を長引かせすぎたために、落とし所が難しくもなっていたんでしょう。

なので、リズボンとの恋愛話をここで盛り込んできたのは、すごくうまいと思いました。ただ、視聴者層は恋愛ものを好む層ではなさそうなので、それもまた難しいですよね。

メンタリスト、ひいては海外ドラマの魅力

私は、普段テレビは見ないのですが、海外ドラマはよく観ます。

海外ドラマの魅力の一つは、役者とキャラクターがいい感じにシンクロしているところだと思います。キャラクターありきという訳ではなく、まず「ロビン・タニー」という人物がいて、そこから「テレサ・リズボン」というキャラクターが作られているように感じますね。

ファッションでもよく言われる事ですが、日本人は自分に「盛る」。

逆に、リズボンというキャラクター。ジェーンというキャラクターは、役者本人から「根が生えている」ように感じるといいますか。

とても自然体でリラックスしているように感じるんですよね。

 

「海外ドラマNAVI」のインタビューで、ロビン・タニーが語っているように、シーズン1の頃のリズボンとファイナルシーズンのリズボンは随分印象が変わっています。

 

余談

海外ドラマNAVIであったように、アメリカの社会はシビアで、演技が下手だったりすると、すぐに降ろされてしまうみたいですね。

だからこそ、アメリカ人ってすごく自立していて、大人っぽく見えます。

いつクビになるかわからないからこそ、ジョークを言ったりしてリラックスするのかもしれませんね。

ジェーン役のサイモンも、リズボン役のロビンも、シビアな中に生きながらも、人生が楽しそうでとても素敵でした。