ホリデイ

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ホリデイ (字幕版)

大分前に視聴したのだけれど、ずっと感想を書きたかった。

マイ・インターンなどで有名なナンシー・マイヤーズ監督作品。

ジュード・ロウやキャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレットやジャック・ブラックなどキャストも豪華だ。ケイト・ウィンスレットといえば、タイタニックのイメージだが、恋人役にスクールオブロックのジャック・ブラックを持ってきたのは上手い采配だと思う。

  あらすじ

ロンドンの新聞社で働いているアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、恋人だと思っていた同僚のジャスパーが、他の女性と婚約したことを知る。

一方、アメリカの映画の予告編を制作している会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)もまた、夫の浮気を知り、離婚を決意する。

遠く海を隔てた無関係の2人を結びつけたのは、インターネットの「ホームエクスチェンジ」サイトだった。

悲しいのに涙が出ないアマンダだったが、インターネットを検索していると、イギリスの田舎町にある素敵な家が目にとまった。その家は、アイリスが住んでいる家で、連絡を取ってみると、同じく恋愛で躓いたアイリスが、環境を変えたがっていた。

  この映画の魅力

ナンシー・マイヤーズ監督の作る映画は、インテリアがいいと言われる。確かに、登場人物がよく馴染んでいるというか、もの言わぬ背景によって、そのキャラクターの背景が語られているようなところがある。

例えば、映画の予告編制作で成功したアマンダの家は、広くて綺麗で、オシャレでソツがない。ビジネス的な成功者の住む家だが、何かが足りていないような感じがする。物質的には満ち足りているが、その反面、大切な何かが欠落している。

一方、アイリスの家は、小さいが彼女の好きなものが置いてある、趣味のいい家だ。アイリスの優しい性格を表しているかのようだが、どこか脆く、都合よく、利用されやすそうな部分もある。

ジャスパーに都合よく利用されていたアイリスだったが、遠く離れたロサンゼルスの地で、アイリスは開放感を味わう。アマンダの友人のマイルズ(ジャック・ブラック)がそこを訪ねてきて、新しい新鮮な空気が、アイリスの人生に吹き込む。

また、アマンダもアイリスの兄であるグラハム(ジュード・ロウ)と出会い、以前と状況が変わり始めたと感じる。

恋愛関係の失敗は、非常に痛手ではあるが、前に進めば、また新しく楽しい未来が見えて来る、その瞬間を映画中で上手く捉える事に成功している。

偶然発生したハプニング(ジャック・ブラックがケイト・ウィンスレットの胸を触ってしまう)なども、そのまま使用しており、キャストは大物ばかりにもかかわらず、等身大のキャラクターに見える点も、観客を映画の世界観に入り込みやすくしている要素の一つだ。

全体として

爽快度                        ☆☆☆☆

ラブストーリー度    ☆☆

オススメ度                ☆☆☆☆☆

ラブストーリー的には、突然イケメンが現れるなど、ちょっと現実離れしすぎている気もする。しかし、いきなり海外の知らない人と家を交換するなど、突飛な行動をとるストーリーなので、あまり違和感は感じなかった。

最近のAirbnbに見られるように、ホームエクスチェンジという要素が題材として面白い。

日々のマンネリした気分を吹き飛ばしたい人にオススメな映画だ。

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