
SFと恋愛と家族と言う日本人が好みそうな要素てんこ盛り。
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「アバウト・タイム」のあらすじ
イギリスの田舎に住むティム(ドーナル・グリーソン)は、父(ビル・ナイ)と母(リンゼイ・ダンカン)、叔父のデズモンド(リチャード・コーデリー)、妹のキット・カット(リディア・ウィルソン)と暮らしている。
21歳になったとき、父から呼び出されて、一族の秘密を告げられる。一族の男は、タイム・トラベルが出来るのだと父は言う。
夏になると、妹キット・カットの友達のシャーロットが夏休みを過ごすため、家に滞在するようになる。ティムはシャーロットを意識するようになり、シャーロットが帰ってしまう最終日に告白するも、うまくいかなかった。もっと早く告白してくれれば、と言うシャーロットの言葉を真に受けたティムは、タイムトラベルを駆使して、再度シャーロットに告白するが、結果は同じであった。
夏が終わると、ティムはロンドンに出て弁護士を目指す。父の知り合いで、人間嫌いのハリーと一緒に住む事になる。ある日の夜、ティムは暗闇で相手の顔が見えない、変わったレストランで遊んでいた。店を出た後、女性を誘おうと試みるが、一体どんな女性が出て来るのかドキドキしながら外で待つティム。後から店を出てきたのは、ハッとするような美人だった。彼女は出版社で働くアメリカ人女性でメアリーという名前だった。メアリー(レイチェル・マクアダムス)から電話番号を聞く事に成功したティムは、心を躍らせながら帰路に着いた。
家に帰ってみると、脚本家のハリーが劇の公演がうまくいかずに落ち込んでいた。ティムはタイムトラベルの力を使って過去に戻り、劇を成功させた。
タイムトラベルの力を使ったせいで、メアリーの電話番号が消えている事に、ティムはこのときまだ気付いていないのだった。
「アバウト・タイム」の劇中で出てきたシャーロットって美人は誰?
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なぜ半裸なのかはさっぱり分からないwww
一体何の商品何でしょう?(笑)
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と言う名前のポスターがamazonで売っていました。
マーゴット・ロビーは1990年生まれ、オーストラリア出身です。
劇中では、主人公ティムの片思いの相手「シャーロット」を演じます。外人のバカンスというだけでもかっこいいのに、「シャーロット」は白いシャツを着たいかにもセレブって感じですごく良かったです。
Google検索でも「アバウト・タイム シャーロット」で検索する方が一定数いるようなので、「この美人は誰だ!」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
「アバウト・タイム」の雑感
SF要素と恋愛要素、家族愛要素が全てごちゃまぜなんだけどうまくまとまっている。
監督は、「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス。日常のちょっとした喜びを撮影するのがとてもうまいですね。
でも、今回はなんとタイムトラベル要素を入れてきました!
あまり日常とは言えない要素を持ち込んではいますが、仰々しさや子供っぽさは無く、いい感じにストーリーに馴染んでいるところがすごいです。もちろん、大人でも楽しめますよ。
何度も過去をやり直すことができる主人公ですが、その力が逆に、「今、目の前にある日常」が「かけがえのないもの」である事を浮き彫りにします。
普段の生活で、「一日一日を大切にしよう」と心がけるものの、いつの間にか惰性で生きてしまっている事ってありますよね。この映画は、「初心」に帰らせてくれます。
隠キャが頑張るストーリー
すごく既視感を覚えたんですが、「日本のアニメっぽい」んですよね。(笑)
「家族愛」「タイムリープ」とか「日本のアニメ」でありそうじゃないですか。
外人と言えば、日本人よりも全然コミュ力が高いという先入観がありますが、ティム(ドーナル・グリーソン)は見事に隠キャでした。(笑)
タイムトラベルでティムを知らない事になっているメアリーに、必死にアプローチする姿はちょっと痛々しいんですよね。さすがに、キモくてメアリーの表情も曇ります(笑)
メアリーはあんまり先入観で判断しなさそうな感じが唯一の救いですけれど。
私はまるで、アプリの頭文字で登録すると覚えやすいです。
変な方向に飛んで行ってしまったボールが、小学校の隣の家のガラスを今まさに割らんとしている瞬間
の気持ちでこの映画を見ていました。
思わず「耳と目を塞ぎたく」なるような、そんな気持ちですね。
個人的に面白かったシーン
個人的には、ティムがメアリーの父親にオーラル(つまり、フェ◎(笑))はまだしていません、と空気を読めずに言ってしまうシーンが一番面白かったです。(笑)
いやいや、
空気を読め!´д` ;
メアリーは家柄が割と厳格らしく、父親は相当怪訝な顔をするのですが、映画としては笑いどころなのでしょう。
こういう一歩間違えると下品なネタが、そんなに下品に見えないのが、海外の俳優のすごいところです!
自信を持っておすすめするヒューマン映画の一つ
レイチェル・マクアダムスが好き!
昔は海外の女性に多い、ふっくらした二の腕が苦手だったのですが、最近は歳を重ねたせいか、その辺も含めて魅力的に思えてきました
レイチェル・マクアダムスは、どこか母性を感じさせる雰囲気のある女優で、アバウト・タイムでも、母親の役をしているのだが、理想の母親といった感じです。
自然体で美しく、笑顔が眩しい。素敵ですね!
レイチェル・マクアダムスが出演している他の映画↓
君に読む物語

パッケージは恋愛映画っぽい(その方が受けがいい?)んですが、内容はどちらかと言えば、家族愛みたいなものがテーマとして全面に出ているように思います。
恋愛要素は映画の火付け役で、そのあとは妹のキットカットやパパ、家族との繋がりを中心に物語が展開されます。
特に、ビル・ナイ演じる、「主人公のパパ」が魅力的ですね。あんなお父さんがいれば、人生すごく楽しそう。陽気で、気が許せて、なんでも相談できそうな包容力のあるお父さんです。
なので、死んでしまった時にはすごく悲しかったですね。( ; ; )
アバウト・タイム 愛おしい時間についての評価
ラブ・アクチュアリーに関してもそうなのだけれど、監督のリチャード・カーティスの目には、この世界はまんざら悪くないものに見えているのでしょうね。
悪い事もまあ起こるけれど、全体としては楽しいよね、というような。
そうした雰囲気が、まあ私のようなダメ人間でも、明日からまた頑張るかなーという気にさせてくれます。
「ラブ・アクチュアリー」もそうだったけれど、
この映画を観終わったあとは、ちょっと誰かに優しくしようかな、と思えます。
メアリーのような「自然体」って羨ましい。
おすすめ度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
元気出る度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
SF度 ⭐︎⭐︎⭐︎